「シーバス理論」よいよい第一章の完結編。
ここでは筆者「chocobase氏」が自ら体験し考察し、
導き出した理論を紹介してきたが、
vol4で一応第一章が終わる。
ネクストシーズンに向け、読者の方々の参考になればと
経験浅い、わたくしことperorinが同氏に懇願し執筆頂いた。
予想をはるかに上回る反響を頂き、
戸惑う筆者と管理者…。
多忙な中、vol1~4まで書き上げた
筆者chocobase氏には改めて感謝。
謎の多いターゲットのシーバスと筆者チョコベース氏の
真相を探る。
第二章をご期待される方は、
是非チョコベース氏へ応援メッセージを!!
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■■■■vol4:「連想」という概念■■■■
今回の理論は、シーバスが”洞察”と”連想”という
2つの方法でルアーを認識する
という前提に立って話しを展開することとした。
「洞察」とは、ルアーをシーバスが観察により「小魚だ!」
と認識する場合であり、
「連想」とは、ルアーの刺激に対して「小魚?!」「群れ?!」などと
想像力により認識する場合のことを指す。
(適当なワードがないので仮にそうした。)
見えない魚がみえるとき
イナダ釣りにおいて使用するメタルジグで
最もポピュラーであるのは「シーフラワー(マリア)」だが、
なぜこのジグなのか?当時は不思議に思ったものだ。
防波堤の縁をシラスの大群が通過していたときに、
「これかも?」と感じた。
シラスの大群は「目玉」だけが移動していくという感じで・・・
無色透明なので凝視しても”魚体が見えない”のだ。
(少なくともその日は不可視であった)
そのシラスに「日光があたるとどうなる」のか・・・
その断面がレンズのようになっている魚のバディからいえば・・・
光りは分光されるはず。プリズムみたいなものだろう。
それが繰り返され強調され
”固まりとして七色に輝く”ことは想像できなくもない。
イナダは”見えない魚”を「ホログラム色」で認識?
するのではないか?
だからジャークやフォーリングなどで
「きらりきらり」を演出したり・・・
ホログラム色のバケ?が付いたアシストフックなどを
装着すると釣果がアップするのだろう。(かもしれない)
またシーフラワーが有効だったのもこのせいだと思う。
(このルアーのホログラムの品質と耐久性は”当時は”優れていたと思う)
つまりイナダはホログラムのきらめきを見ると
「シラス?の大群を連想する」のだと思われる。
残念ながら?シーバスのデイゲームで
それら”見えない魚を演出するルアー”は販売されていないようだ?
マリアのマールアミーゴにホログラム色が増えてきたのや
岸ジギなんかも、その辺のねらいかもしれない。
マリア マール・アミーゴG
わたしも実績多数のマリア マール・アミーゴ
「連想」を喚起するルアー
高価でとても小魚に似たルアーが釣れるのか?
これは甚だ疑問が残る。
魚は「洞察により魚を認識」するのではなく
「連想で認識する」のだと思われるのは・・・
古来から漁師に使用されている疑似餌(ルアー)を見れば一目瞭然である。
それらのルアーは「リアルではない」が、
プロの使用に耐えうる実効性を持つのであろう。
ナイトゲームにおいてミノーイングでシーバスをねらうとき・・
vol1では、「シーバスは、小魚と錯覚してバイトする」
という前提に立ってる。
しかしそういう「モードの場合だけではなさそうだ」
というのはイナダの例からみてもわかる。
そしてシーバスは全てが反射食い(リアクションバイト)で
喰うのだという説にも、違和感を憶える。(ときもある)
私の推測だが・・・ナイトゲームのとき(暗闇の中では)
シーバスは「耳で聞いている」、「測線(耳)と呼ばれる機関で
振動を感じている」のだと思う。
そして振動を感じて「シーバスが何かを連想」しているのだと。
その連想というのは”時には振動を”群れだ”と
連想しているのではないかと思う節がある。
(シーバスが「捕食下手」だとvol3で書いたが、
実はこの連想のせいかもしれない。)
大きな群れを襲うとき、どういう食い方をするのだろう?
とてもアバウトな食い方になるに違いない。
一点を目指してバイトをするのではなく・・・
”塊まり”に対して何回もバイトしているのかも知れない。
(そうすればvol1や3での食い方も別な切り口で説明しやすい?)
その連想を効果的に”振動”として与えるルアーが
「釣れるルアー」なのかもしれない。
同じルアーは存在しない
同じ会社の同じタイプのルアー。塗色も同じ。
では同じルアーであるのか?
安いルアーを使用してみるととても顕著である。
「微妙に泳ぎが違うし釣果も違う」のだ^^;
品質管理の点からいっても「バラツキ」は存在するので、
これは全てのミノーについていえることだと思われる。
(3次元形状なのでなおさらである。組み立てるための型も必要だしね)
私はルアーローテーションで「別の色でヒット」というのは・・・
この辺がとても関係しているのだと思う
(夜では色など見えてないのではないかと)
ある人は”ナイトではルアーの色は関係ない”
と断言している。
スケルトン(塗色なし)のルアーや
塗色が剥がれてしまったルアーでもよく釣れる。
同じメーカーの同じ塗色のルアーをローテしても
「釣れた」となる可能性がかなり高い。
「釣れるルアー」と呼ばれるものでも実釣してみると
「釣れない」ということがよくあるはずだ。
泳がせ釣果を得た”そのルアー”を大切にするべきだし、
ルアーの個体差を認識したいものだ。
個人的には「同じルアーを2つ、3つ買う」ということも
無駄ではないように感じている。
逆に金型内で組立完了出来うる「マールアミーゴや湾ベイト」の類は・・・
均一性が高く、原器の再現性が高いはずだから外れは少ないかもしれない。
シーバスの大規模なライズ
今年は夏の昼間に「180度の視野全面のシーバスのライズ」に
2回も遭遇した。とても幸せなことだと思う。
全てのサイズのシーバスが目の前で飛び跳ね、荒食いしていた。
海水浴客の目の前でジャンプするシーバスに感動さえ憶えた。
1回目は、K海水浴場とM漁港の間のエリア。(Aエリア)
2回目は、大河●分水河口付近。(Bエリア)
私はミノーもバイブも無力なことを痛感したばかりか、
キャストし着水した場所だけが・・・
シーバスの荒食いが消えてしまうというありさまだった。
この場合、ルアーはシーバスに「連想を喚起されるのに失敗」しているのだろう。
というよりもこういう真昼でのシーバスは
「洞察によりターゲットを認識している」ため・・・
ルアーは無力なのかもしれないと現在は思っている。
おそらくソフトルアーでも投げサビキでも釣れないと思っている。
超高速リトリーブなら・・・スレ掛かりでゲットできたかも?
何か黒い塊がときおり表層に浮き出し
帯のようにも見え・・・それを食いまくっていた。(Bエリア)
とうとう追われた小魚が逃げ惑う姿も目撃すらできなかった。(Aエリア)
(片口いわしやシラスでもなさそげだった)
ひょっとしてバチ抜けか?(みたことないので)
なんだったのだろうか。いまでも私には謎である。
編集後記
「光りというファクター」という仮称をつけたvol4であったが、
とうとうホログラム色を利用しシーバスにバイトさせるという
想像上の「お話」を作成できなかった^^;
めちゃくちゃバラバラな内容となってしましましたm(_ _)m
単なる読み物として楽しんで頂ければ幸いです。
文章をリバーシーバスでお世話になった
「シーバス新潟編 主宰者/taa150723さん」に捧げます。
第一章 完