perorinのよもやま日記

  

当blog読者古株のチョコベース氏より
「サワラの薩摩揚げ」のレシピを紹介頂いた。芋焼酎大好きな私には堪らない酒の肴…薩摩揚げ
からし醤油で頂くと、至福の時を感じるほど大好物。
自分で釣った魚で造る醍醐味!!
今まで釣れてもリリースするのが当たり前だったサワラをターゲットに定めいざ出陣!!

■11/25(土)　15:30～16:00　新潟市西港周辺　波1.0m

ポイントに到着するも波1m、ウネリありで釣りにならず。
ルアーが着水しても底荒&うねりでうまくフォールしてくれない。
そのうちテトラポットにぶつかった波を肩から被る始末。
これでは危険と早々の撤収、明日に賭ける。


■11/26(日)　　06:30～08:00 新潟市西港周辺　波0.5m


携帯電話のアラームを珍しく無視して二度寝してしまい、一番美味しい明け方を逃してしまった!!
「今日はスケジュール一杯だから休んだら…???」と一瞬悪魔のささやき。
「だめだめ!!サワラの薩摩揚げ食べたいんでしょ!!」とバッカス(酒の神)が反対陳述!!
「よっしゃー!!」と気合入れ直して現場に急ぐ。

ポイント到着!居るのは黒師と穴師、疑似餌師は数人。
やはりシーズン終盤は最盛期の1/3程度しか人が居ない。

今日のターゲットはサワラのみ…「鈴木君も稲田君も私のルアーに食いついちゃダメ!!ダメ!!」とお気に入りのメタルジグに入魂の儀式。
最近やたらヒットする祈りの第一投!!
糸フケを取り、カウントダウン…1,2,3,4…
煽って煽ってまーきまき…といつもの必勝パターンで行くけどノーバイト。

「あれっ?? そりゃ～毎度毎度一投目からヒットするわけねぇーよー」と気持ち取り直し次から次へと1時間キャストしまくるけど、反応ナッシィング。
11ftにKIX3500は中年オヤジにはキツイ。
回りも全く渋いようだ。
ネズミ組(弓角)も疲弊して休んでいる。

いつも手ぶらで帰ると「釣れた??」とすぐ聞いてくる次男に「サワラだけしか釣れなかったよ!!ったくもぉー」とまるで悪者扱いされてたサワラ君。
でもしっかり狙って釣行するとこうも厳しいものとは…。
改めて釣りの厳しさ・難しさを痛感。

年内に我が家の貧しい食卓に自家製薩摩揚げは登板することになるのだろうか???  

この時期から3月まで、北国ではちょっとした晴れ間や波の状況とにらめっこしながらの釣行となる。車に乗り携帯でウェザーチェック。
「波0.5m　曇り」…またいつ荒れるか分からない今の季節は「思い立ったら即出撃」に限るのだ!!

■11/21(火)　23:00～00:00 波0.5m 水質/クリア　大潮　　市内某所

仕事も抜かりなく完了、現場着後久し振りの夜行出撃であることに気付く。
多分1ヶ月以上…いやそれ以上。
コンディション最高なのに現場は貸切。
久し振りなのでちょっと闇夜に恐さと不安を感じつつ、ポイントに立つ。

月初にチヌ爆って依頼のメバ専ロッド。今回は秘密兵器ではなく、1gジグベッド+メガバスのワームの通常仕様。

第一投目、「ビシッ」と小気味良いキャスト音で身が引き締まる。
ロッドを立てたまま超スローリトリーブ。
自分の引いているレンジを意識して、自分がワームになったつもりで泳がせてみる。
するとひったくる様なアタリ。ドラグはわざと弱目。
ジリジリとした音に自分自身の活性が上がる。
Rockfishの醍醐味!!!


初っ端から24cmのナイスサイズ


場所を変え、深場で食わせた22cm

その後15cm以下のメバル君が2匹…リリース。

ワンサイズ小さいけど今回一番の技ありメバ君

3度の浅いバイトを我慢し、4度目の食いでヒット&ゲットそしてリリース。
キモチイイぃー!!サイコーです。


晩酌の肴は確保したということで、帰り際に「最後の一投」。
着水直後のフォール中、微妙にアタリらしい反応あるが、魚信とは思わずリトリーブ1回転半、
メチャ明確な反応が…
相手は真下に潜ろうと必死。
クロ???と一瞬夢を見る。
ドラグ締めなおしてゲットした獲物はデカメバ君29.5cm
色が普通のメバ君達よりやや白い感じ。


捌くこと、お酒呑むこと考えて短期決戦、早期撤収。
コリコリした歯触りと淡白な触感に舌鼓打ちつつ一日を終える。
今日も海と釣りのお陰で素晴らしい一日を終われたことに
…感謝!!感謝!!感謝!!  

寝付けず、仕方なく釣り雑誌を見ていたら「連続高速ダート釣法/ワインド」の記事にバイト。
興奮して尚更眠れなくなる。
なら、今年最後のシーちゃんはソゲしか釣れた事がないワインドで釣ってやろうと新潟西港付近に出撃!!

■11/19(日)　15:00～16:30　新潟西港付近

新潟地方は久しぶりの晴天…
ワイフに文句言われないように朝から掃除、洗濯、買い物、ついでに庭木の植え替えも手伝って、準備万端勇んで出撃!!

実はワンドを購入したのは昨年の秋、何度かトライしたけれど、釣れたのは「地球」と「手のひらソゲ」ばかり。
改めて記事読んだらなんか釣れる「予感」がしてきた。
そして「Gyao」で見た「オヌマン」のワンド釣法紹介!!
知識は満載、豊漁釣果間違いなしとばかりに現場に急ぐ!!


現着すると波はそこそこ、ニゴリ少々、海面は適度に波だって、私の好きなコンディション。
で、期待度300%のワンド投入の第一投目…
モアザン・デーモンフッカーを大きくしゃくって、次はダートさせるイメージでロッドアクションを入れると突然手元にテンションが掛かる。
「ワンドのテンション=根掛」のマイナスイメージが焼きついている私は「あちゃ!!」と舌打。
が直後、かなり強烈な引きが襲う!!
その後のファイトで相手はサワラさんと判明。
でもワンドで釣れたのだからかなり嬉しい。
そしてサワラも今年最大の62cmのオデブ系。
フックの掛かり処悪く、大量出血のため今年初のお持ち帰り。
その後1時間半粘るけれど、反応なし、潔く納竿。

この瞬間から「いかに家族にサワラを食べさせるか??」という課題で頭が一杯の調理人/perorin。

我が家は「大のサワラ嫌い」。
父に関しては「豚の餌にもならない」
妻は「絶対に釣ってこないで!!」て状況。

帰宅後、誰にも気付かれないように捌き、下ごしらえ。
調理方法はハーブとガーリックをふんだんに使ったオリジナルムニエル。
「今晩は新発表の料理でござまーす」と食卓に並べてみせる。

わざと他のおかずはお預け…時間差でサーブ。
みんな「美味しそう」とムシャムシャ食べ始めた。
「旨いねぇ～これ」と魚好きの次男が第一声。
「お前は職業間違えたなっ!!」と父。
「太りそうぉー」と魚嫌いの妻。
「ならお母さんの分、食べてあげる」と大食漢の長男。

概ね高評価に気分良くした私は…
「よっしゃー」…「これ実は皆の大嫌いなサ・ワ・ラだぴょーん!!」とおどけて見せる。

悔しそうだけれど皆美味しさのお陰で満足な顔している。

ワインドで釣りたい私に第一投目でヒットしてくれて、家族に幸をもたらしてくれたサワラさんに感謝!!
馬鹿にしちゃいけないサワラ君。
足で蹴ってリリースすのはやめませんか???
ねっ皆さん。  

ちょっと遅くなったけど、3連休の自慢話。

■11/3(祝) 05:00～07:00　関屋分水付近

メチャクチャ気温が下がっていて、海水面から蒸気が立ち上っている。
景色としては最高。
釣果も続けとばかりにフルキャストするものの、反応あったのはサワラ君2匹のみ。
でも今年のサワラは何故か元気がよく、最後までグングン引いてくれる。
丁寧にリリース、お礼を言ってさようなら。

妻を空港まで送るので早めの納竿。

へへへへっっっ…実は妻は実母と海外旅行。
その間私は釣り三昧のよ・て・い!!!!


■11/4(土)　　02:00～07:00　　新潟西港某所


目覚し時計の設定を間違えて予定より3時間も早起き。
もう一度寝ようと思ったけれど、なかなか眠れない。
それなら暗いうちは「根魚リサーチ」と言う事で出発進行!!!

現場に着くと人っ子一人居ない。
さすがに早すぎたようだ。

月下美人INFEET RE76に根魚対策秘密ルアーをつけてサーチ開始。
引いていると何かがルアーに突進してくる反応が数回。
カラーを変えて、シングルフックルアーを投入。
すると…3投目で激しい反応とともにフリームスKIXが悲鳴を上げた。
真下に潜る激しい反応はチヌと見た。
サミングで対応、何とかやりとりの主導権を握るがラインはナイロン4lbと非力。タモなしと条件は最悪。
とにかくテンション保ったまま、相手が弱るのを待つ。
ようやく上がってきたのは35cmのチヌ。
最後はラインを手で掴み、ハンドランディング。
美しい魚体にしばらく見惚れてしまった。

その後、大物ゲットで気を良くした私は一人で「豊漁祈願の舞い」を一人舞う。
それが海の神に通じたのか、立て続けにヒット&ゲット。
気が付いてみれば…最大36cm～最小24cmまでづらり勢ぞろい。
そして気が付けば夜明け。
カメラを忘れたので携帯での撮影。
あまりに嬉しく、サイズ参考になるルアーやタバコなどを入れずに撮影してしまった。



その後、イナダ狙いでキャスト開始するけど、
疲労困憊と食材確保の安心感から継続断念…納竿となった。


■11/5(日)　03:00～04:30　　新潟西港某所

昨日の爆釣にすっかり気を良くした私は久しぶりに次男に声をかける。
私「お前もチヌ爆釣したくないか??」
次男「二日も続けてイイことはないよ!!世の中そんなに甘くないって!!」
私「二人で豊漁祈願の舞いを踊ろう…そうすればきっと…」
次男「イイトシしてそんなの通じると本気で思ってんの??」
私「・・・・」
息子の方が現実的。

なんだかんだと言ってみたものの、結局彼は付き合ってくれることに。
秘密のタックル携えて親子アングラーの出発!!

現地の到着するが、全くといっていいほど反応はない。
「っぱりねぇー」と子供になじられ結局予定より早い納竿。

帰路車中では「やっぱ舞いをしなかったのが原因??」などと馬鹿話しながら、久しぶりの親子釣行に満足!!満足!!大満足!!釣れなくても子供とひとつの目的で行動を共にすることは本当に素晴らしいと痛感。
次回また同行してもらうことを約束して3日間の釣行記の幕を引いた。